古家智嗣の好きなもの⑦

“サーフボード”と呼ばれている、全長2m20cmの楕円形テーブル「Eames Elliptical Table(イームズエリプティカルテーブル)」。60~70年代のモダンデザインのパイオニアとして活躍したチャールズ・レイイームズが、もともと日本の床に座るライフスタイルからヒント得て誕生したテーブルです。
1940年代後期、イームズはワイヤーを同時に溶接する大量生産技術の開発を行い、その技術を用いてエリプティカルテーブルは生産されました。テーブルに採用されているワイヤーロッドの脚部のデザインはイームズ作品の象徴です。流行や時代に左右されないどんなお部屋にも溶け込む高いシンプルなデザイン性は、「和」「洋」問わずどのような空間にも合わせやすく現代のインテリアとの相性も抜群です。